意外と知らない「カバディ女子」のスゴい奮闘 アジア大会で活躍を目指す日本代表選手は?
8月18日からインドネシアのジャカルタを中心に開催されるアジア競技大会。4年に1度行われ、「アジア版五輪」とも称される同大会の前になると、しばしば注目される実施競技の1つがカバディだ。
カバディは中国に次ぐアジアの大国、インド発祥のスポーツである。アジア競技大会でも1990年大会から正式種目に採用され、東南アジアを中心に1000万人近い競技人口がいるといわれる競技だ。
日本でも最近、カバディを題材にした漫画が登場。俳優の山田孝之さんも、自ら出演するテレビ番組でカバディのファンであることを公言しており、それらをきっかけに注目度が高まっているが、それでもマイナーな感じは否めない。国内の競技人口は400人弱にとどまる。
カバディについて知っているかどうか尋ねると、「カバディ、カバディって言いながら相手にタッチする鬼ごっこのようなスポーツだろう」との答えが返ってくる。詳細なルールを理解している人は残念ながら少ない。
鬼ごっこしながらドッジボールするスポーツ
実際にプレーしている選手にいわせれば、「鬼ごっことドッジボールを合わせたようなスポーツ」。縦13メートル、横10メートル(女子は11メートル×8メートル)の広さのコートで、2つのチームが対戦する屋内競技だ。1チーム7人の構成で、攻撃と守備を交互に行う。
攻撃側は1人で敵陣のコートに入り、「カバディ」という言葉を連呼(キャント)しながら守備側の選手にタッチして自陣に戻ることができれば、触った人数分の点を獲得。
一方で、戻ることができずに捕まえられると、守備側に1点を与えてしまう。
攻撃側にタッチされたり、守備側に捕まったりした選手は一時的にコートから出なければならない。味方が得点すれば復活。7人すべてが退出した場合には、全員が戻ってプレーが再開される。
競技時間は男子が前・後半各20分。女子は同15分(休憩はいずれも5分)。時間内に獲得した点数の多さを競う。
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