豪雨被災地「アレルギー患者」が直面する危機

命にも関わることだが後回しにされている

施設全体が2メートル近く水に浸かった広島県三原市の「本郷ひまわり保育所」(筆者撮影)

泥まみれの積み木。水浸しの床に倒れたピアノ。七夕飾りにも茶色い砂がこびりつき、カサカサになって垂れ下がっていた。短冊には「大きくなりますように」「元気にすごせますように」などの願いごとが読み取れる。

泥がこびりついた七夕飾り(筆者撮影)

西日本豪雨(平成30年7月豪雨)の発生から1週間以上が経った7月15日、広島県三原市の「本郷ひまわり保育所」。許可を得て屋内に足を踏み入れると、子どもたちの願いが切なく感じるほどの無残な光景が広がっていた。

三原市では計8人が死亡

三原市では南東に向かって流れる沼田川が3カ所で溢水したのをはじめ、支流の河川9カ所で破堤。住宅の1階部分を丸ごと沈めた洪水や土砂崩れで計8人が亡くなった。

園庭に運び出された電子ピアノ(筆者撮影)
次ページ1階の天井近くまで浸水
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