超難関大への現役合格に強い高校トップ100

東大・京大・国公立医学部への現役合格率は?

3位は女子校トップとなった桜蔭で37.7%。内訳は東大59人で、うち理Ⅲが6人、京大は3人で、うち医学部医学科が1人、国公立大医学部は25人の計87人だった。女子は男子よりも現役志向が強いが、全合格者113人に占める現役合格者の割合は77%だった。

東大合格者数175人で37年連続トップの開成は、5位の36.4%である。東大の現役合格者数は116人でこちらもトップだ。理Ⅲは8人が現役で合格している。京大は5人で、うち医学部医学科は1人だった。国公立大医学部は24人。合格者合計で145人とトップだが、卒業生数も多いため5位になっている。

国公立大医学部合格者132人で11年連続トップの東海は11位。東大17人で、うち理Ⅲは2人、京大24人、うち医学部医学科2人、国公立大医学部はトップの79人で、計120人となり、合格者数は開成に次ぐ2位である。

18位の北嶺は22.8%だが、卒業生が123人と少ない。東大9人で、うち理Ⅲ1人、京大2人、国公立大医学部17人の計28人。国公立大医学部のうち、地元の北海道大が5人、札幌医科大が9人と、ほとんどが地元の大学に合格している。

東大合格を蹴って海外大へ進学

結果を見ると、圧倒的に中高一貫校が強い。しかも男女別学校が上位を占めている。その中で公立高校トップになったのが、16位の北野(大阪府立)。京大合格者は84人で、1984年以来34年ぶりに合格者数トップに立った。東大6人、京大は61人で現役合格者数もトップ、国公立大医学部8人の計75人だった。進学に力を入れる文理学科を設けてから、北野の躍進は始まっている。

公立高は現役合格者が少ないと言われ、“高校3年間プラス浪人1年で4年制”とも言われていたが、最近は現役合格者が増えている。

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公立高だけを見ると、北野に次ぐのは、32位で京大に強い堀川(京都市立)。35位の日比谷(東京都立)は今年、東大合格者が48人で、48年ぶりに合格者数トップ10入りを果たした。現役生でも33人合格だ。42位の天王寺(大阪府立)は京大への合格者が多い。44位の旭丘(愛知県立)45位の新潟(新潟県立)、48位の札幌南(北海道)、49位の膳所(滋賀県立)の順である。いずれも都道府県トップの進学高だあり、どこの地域でも公立高改革に乗り出し、進学向上に力を入れている。日比谷も進学指導重点校に指定され、合格実績が伸びている。

中等教育学校も出てくる。これは比較的新しい学校の種類だ。6年一貫教育で、中学に当たるのが前期、高校に当たるのが後期となる。後期での生徒募集はない。トップは23位の海陽。トヨタ自動車、JR東海、中部電力などが設立し、全寮制の学校である。次いで53位の小石川、59位の中央の順となった。

このように見てくると、やはり各校の実績も、東大に強い、京大に強い、国公立大医学部に強いなど、地域によって変わってくることが分かる。もっとも、こういった難関大、医学部に合格しても、入学しない受験生は少なからずいる。東大の現役合格者のうち、12人が入学していない。理Ⅰや理Ⅱに合格しても、慶應義塾大学の医学部に進学する場合があるため、と見られる。最近では東大を蹴って、海外の大学に進学する受験生も出てきているという。進学にもグローバル化の波が押し寄せているようだ。

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