しばらくあちこちのサイトをチェックしているようだったので、Right? Aren’t they reasonable? (ね?そんなに高くないでしょう?)と声を掛けると、I bought one. (買っちゃった)と言って、生成り色の浴衣の写真を見せられました。は、早い……。
そんな汚れそうな薄い色で大丈夫なのかと内心思ったのですが、グッとこらえて何も言わずに我慢。それよりもサイズが少々不安でしたので、そのページをチェックすると、大きさは大丈夫そうでしたが、履き物がついていないではないですか。セットのにすればよかったのに!
と教えてあげると、「えー!」と不機嫌そう。「だったら、もう少し安い浴衣にしたのに!」と責められました。いや、買う前に相談してくれれば、ちゃんと履き物のことも教えましたけどね。ジョンが「スニーカーか普通のサンダルだとダメ?」と言うので、「ショッピングサイトのモデルたちもそんなの履いてないよね?」と写真をいくつか拡大して見せると、「わかったよ」と納得していました。
下駄と雪駄の違いは?
そのあと、ジョンと一緒にランチに行くと、What’s the difference between geta and setta? (下駄と雪駄の違いは?)と聞かれました。あらためて説明するのって、ちょっと自信がないですよね……。慌てて和装についてのサイトをいろいろと検索してみました。なるほど、雪駄は草履の一種なんですね。
と説明してあげると、理解できた様子。
というと、「雪駄にする」と言ってまた検索し始めました。ふと気になって、What’s your shoe size? (靴のサイズはいくつ?)と聞くと、11だそう。アメリカの11は日本だと29センチくらいでしょうか。やっぱり大きい……。少しはみ出して履くのがいいとはいえ、そんな大きいサイズの雪駄ってあるのでしょうか。
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