外国人と盛り上がる「日本のお祭」と英語表現 「金魚すくい」「神輿」と英語で言えますか?

✎ 1〜 ✎ 48 ✎ 49 ✎ 50 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「せめて28センチくらいはないといけないよ」と言って、ネットでサイズをチェックしながら一緒に探してみたら、ジョンが履けそうな雪駄は、一気に数が激減。「なんだ、あんまりチョイスがないね……」とがっかりしていました。「日本で靴や靴下が買えない」となげく外国人が筆者のまわりには多いのですが、下駄や雪駄も同じですよね。

屋台の食べ物

「日本の祭りが大好き」だと言うので、何がそんなに好きなのかジョンに聞いてみました。すると、

I love street foods you can get at Japanese summer festivals. 日本の夏祭りの屋台の食べ物が好き

とのこと。露店などで売られている食べ物をstreet foodと言いますが、祭りの屋台で売られている食べ物もstreet foodで通じるでしょう。ちなみに「屋台」は英語ではstallと言い、食べ物を売る屋台ならfood stallと説明できます。

金魚すくいなどの遊びもの系の屋台ならgame stallで通じるでしょう。

屋台 stall
食べ物の屋台 food stall
遊びもの系の屋台 game stall

street foodの代表的なものだけでも、英語で覚えておくと便利かもしれないですね。

わたあめ cotton candy
リンゴあめ candy apple
カルメ焼き sponge toffee
かき氷 shaved ice
水あめ millet jelly / starch syrup
アンズあめ apricot covered with syrup
たこ焼き octopus dumpling

わたあめやリンゴあめはアメリカにも同じものがあるので、英語で使われている表現のcotton candycandy appleで通じます。カルメ焼きは似たようなsponge toffeeで通じるのではないでしょうか。かき氷はハワイではshave iceと呼ばれていますが、ハワイ以外のアメリカ人には間違っていると言われてしまうかもしれません。通常はshaved iceと訳す方が、違和感が少ないでしょう。

水あめは製菓食材や調味料としてmillet jellyという名前で売られているのを見たことがあります。ただ、millet jellyだと、製品として食べる水あめの印象とは遠い感じもします。そういう意味では、説明調のstarch syrup 「デンプンシロップ」のほうがいいと思います。面倒なときには、ただsyrupでもいいと筆者は思いますが、いいかげんすぎですかね?直訳してwatery candyでも、ネーティブは意外にイメージできちゃうかもしれません。アンズあめとたこ焼きは、上のような表現で通じなかったら、もう説明するしかないですね。

次ページ屋台のゲーム
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事