就活生が嫌がる「AIによる採用」導入は進むか

検討企業11%、実施企業わずか2%にとどまる

AIを使った採用選考は、高い効率性が得られるが、学生の抵抗感は強い (写真:estherqueen999 / PIXTA)

「AI(人工知能)選考」が話題だ。そもそも昨年の新卒採用で、ソフトバンクがAIを導入してエントリーシート(ES)の書類選考を行ったことを契機に、大きく注目されるようになった。IBM Watsonを活用してES選考の処理時間を75%も削減したと言う。サッポロビールも2018年卒採用でAIを試験導入、ES選考に要する時間を40%削減する効果を確認できたことで、2019年卒採用から本格導入すると発表している。

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では選考される学生はどのような受け止め方をしているのか。また他の企業はどのように考えているのか。2018年3月にHR総研が楽天「みん就」(みんなの就職活動日誌)会員の就活生を対象に実施した「就職活動動向調査」と、採用担当者を対象に実施した「2019年新卒採用に関する調査」から、AIに関するデータを紹介する。

AI技術への不信感が学生にまだまだ根強い

学生はESの選考でAI活用を歓迎していないようだ。「ESの合否判定にAIを活用する動き」を聞いたところ、文系では496人中賛成が19%(95人)と2割を切っている。どちらとも言えないは42%(210人)、反対は39%(191人)となった。

理系は文系より容認派が少し多く、306人中賛成は25%(76名)となった。ただ、どちらとも言えないが42%(130人)、反対が33%(100人)となっている。

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