メルカリに続け!ユニコーン候補92社の名前 官民プロジェクト「J-Startup」が目指すこと

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このような事情を受けて、政府の成長戦略として6月15日に閣議決定された未来投資戦略2018では、「2023年までに20社のユニコーンを創出する」ことが明記されました。J-Startupプロジェクトはそれを実現するための施策です。

「日本のスタートアップに次の成長、世界に次の革新」がJ-Startupのキャッチフレーズ。グローバルに展開し競争に勝てる潜在力のある企業、世界に新しい価値を提供できる企業を選定し、政府支援や民間の支援を集中して成長促進するプロジェクトです。

どのように企業を選ぶのか

では、どのようにして集中支援する企業を選ぶのでしょうか。安定・リスク低減を良しとする風潮の強い公的セクターで、リスクをとって成長するスタートアップの選定をすることには無理があります。そこでJ-Startupの企業選定は、領域(リアルテック、プラットフォーマー、SDGsなど)、評価ポイント(ミッション、独創性、創造性など)のガイドラインを事務局で作ったうえで、民間の目利きに任せています。

方法としては、日本のスタートアップのエコシステムで実際に活躍する方々を推薦委員とし、有力企業を推薦してもらっています。推薦人の構成としては、ベンチャーキャピタル、アクセラレーター、エンジェル投資家、大企業イノベーション担当、民間支援機関等の代表で現在66人。ベンチャーキャピタルでは、一定規模以上のファンド運営実績のある主要キャピタル、大企業ではアクセラレーションプログラムを実施する企業や、コーポレートベンチャーキャピタルの活動が活発な企業が参画します。

そして、その推薦結果を集計したうえで、中立的な外部審査委員に選定プロセスの健全性を審査して企業を決定しています。また、民間の審査委員が審査する日本ベンチャー大賞の表彰企業も選定企業になっています。

J-Startup選定企業の第1弾として、まず選ばれたのは以下の92社です。

ArchiTek、ispace、AWAKENS Inc.、アクセルスペース、アストロスケール、ABEJA、アラヤ、AlpacaJapan、Idein、Inagora、InstaVR、インフォステラ、WHILL、エイシング、エーアイシルク、エクサウィザーズ、エディジーン、エルピクセル、エレファンテック、O:(オー)、お⾦のデザイン、Origami、オルツ、カウリス、キュア・アップ、QPS研究所、Kyulux、Kyoto Robotics、クオンタムバイオシステムズ、クラウドワークス、GROOVE X、Global Mobility Service 、 Cogent Labs、ココアモーターズ、コネクテックジャパン、CYBERDYNE、GRA、JTOWER、Studio Ousia、Spiber、スペースリンク、SmartHR、スマートドライブ、すららネット、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ、ZMP、SORABITO、チャレナジー、tsumug、テラモーターズ、テレイグジスタンス、Trigence Semiconductor、トリプル・ダブリュー・ジャパン、ナノエッグ、⽇本環境設計、PKSHA Technology、バイオーム、パネイル、P・マインド、ピクシーダストテクノロジーズ、ビザスク、VISITS Technologies 、BizteX 、ビズリーチ、FiNC、Photo electron Soul、Preferred Networks、Fringe81、FLOSFIA、ペプチドリーム、Holoeyes、マイクロ波化学、マネーフォワード、MAMORIO、MUJIN、メガカリオン、mediVR、メルカリ、メルティンMMI、ユーグレナ、ユーザベース、ライフイズテック、ラクスル、リーズンホワイ、LeapMind、Liquid、リバーフィールド、リプロセル、ルートレック・ネットワークス、レキオ・パワー・テクノロジー、レグセル、WAmazing 
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