さらに「圧力真空合わせ炊き RC-10ZWM」にはお勧めのポイントがある。炊飯器の最も大事な機能は、素早く、失敗なくご飯が炊けるということだ。また、保温機能により、いつでも温かいご飯が食べられることも、炊飯器を利用するメリットだ。
6月に発売されたばかりで同社最上位となるこの炊飯器には、炊飯時に内釜内を減圧する真空機能と加圧する圧力機能を搭載する。これらの真空と圧力機能により、通常の炊飯モード「かまど名人」コースでも最短約28分で炊飯ができるのだ。さらに早く炊ける「そくうま」コースを利用すれば、約20分で炊ける。これなら帰宅後にお米をセットしても、おかずの準備をしている間にご飯が用意できる。
「保温ご飯」のイメージを覆す最新の炊飯器
加えて、東芝の炊飯器が魅力的なのが、強力な保温機能にある。保温時に真空機能を使うことで、内釜内の空気を抜き、水分の蒸発を抑えて乾燥を防ぐ。また、同時に酸化によるご飯の黄ばみも防げるのだ。この「真空保温」により、東芝の炊飯器では白米最大40時間の保温機能を実現している。ご飯好きでこだわりのある人は、「保温したご飯なんて食べられない」と語ることが多い。しかし、最新の炊飯器で保温したご飯を食べたことがある人はどれくらいいるのだろうか。多くの人が昔の炊飯器の黄色くなった保温ご飯のイメージにいまだにとらわれているように感じる。
東芝の「真空保温」は最新の炊飯器の中でもトップクラスのクオリティでご飯を保温する。著者のテストでは、12時間以内なら保温臭や色の変化はほとんど感じられず、おいしく食べられた。もちろん、炊飯直後とまったく同じとはいかないが、時間経過による劣化は短時間では起きないようになっているのだ。
「圧力真空合わせ炊き RC-10ZWM」はこれから玄米食を始めたいという人に最適な混合炊きができ、さらに白米を短時間で炊いたり、いつでも食べられるように長時間保温できる。炊飯器に求められる家電としての利便性を追求したモデルなのだ。
昨今では、健康のために糖質や炭水化物を極力食べないトレンドがある。しかし、「ご飯」は日本人の食生活にとって根源的なものだ。ならば糖質制限をしながらご飯が食べられたらいい。これら3台の炊飯器はそのニーズに応えてくれるのだ。
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