「夫婦間で教育方針が違う」のはむしろ幸運だ

3つのステップで教育環境は改善できる

3つのステップで、子どもにとって最高の家庭環境ができる(写真:xiangtao / PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

5歳の子どもがいる母親です。子どもの教育方針が夫との間で違い、悩んでいます。夫はキチキチした性格で、枠どおりにやらせることが好きです。一方の私は枠にはめずに自由にやらせるのがいいと思っています。夫は、スケジュール管理をしたり習い事をやらせたがっているのですが、私は、もっとお友達と遊んだり、自然の中で遊ばせたいと思っています。夫婦で真逆なのです。夫は頑固なため、私の考えを聞いてくれません。ですからいつも、私がやっている子育てに口を出してきては「そんなやり方ではダメだ」と言います。こんな状態では今後が思いやられます。どのようにしていったらよろしいでしょうか。
(仮名:三浦さん)

子どもの問題というよりも夫婦の問題

夫婦間での教育方針の違いについては、筆者が日頃主催している子育て勉強会『ママカフェ』でも頻繁に出てくる話題です。はじめは子どもの問題から質問が始まるのですが、だんだんと深く聞いていくと夫婦間の意見の相違が原因であることが少なくありません。子どもの問題というよりも夫婦の問題であったりするのです。それが解決しないと子どもの問題は解決しません。

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多くの場合、夫は子育て・教育には関心が薄く、ほとんどママさん一人で対応されているのですが、三浦さんのように子育て・教育のあり方でぶつかっている家庭も少なくありません。そして、ぶつかるテーマは大方、次の4つに分類されます。

1) 習い事をたくさんやらせるか、やらせないか
2) 小学校受験や中学校受験をさせるか、させないか
3) ゲームやスマホを持たせるか、持たせないか
4) 小さいときは幅広い経験が必要だと思っているか、まずは勉強が大事と思っているか

これらは、中間がなく、白か黒か、夫婦のいずれかの方針が優位に立って進めることになります。一方の“戦いに破れた”側は、面白くないものだから、積極的に協力しようとしません。そしてうまくいかなくなると、「だから言ったのに!」と非難したりします。ひどい場合には、「うまくいかなくなってしまえばいい」と悪魔のささやきが浮かぶ人すらいるようです。

ここまでくると、もはや主役である子どもそっちのけです。そうなる前に、次のようなことを知っておけば苦労は激減することでしょう。

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