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子どもの問題というよりも夫婦の問題
夫婦間での教育方針の違いについては、筆者が日頃主催している子育て勉強会『ママカフェ』でも頻繁に出てくる話題です。はじめは子どもの問題から質問が始まるのですが、だんだんと深く聞いていくと夫婦間の意見の相違が原因であることが少なくありません。子どもの問題というよりも夫婦の問題であったりするのです。それが解決しないと子どもの問題は解決しません。
多くの場合、夫は子育て・教育には関心が薄く、ほとんどママさん一人で対応されているのですが、三浦さんのように子育て・教育のあり方でぶつかっている家庭も少なくありません。そして、ぶつかるテーマは大方、次の4つに分類されます。
2) 小学校受験や中学校受験をさせるか、させないか
3) ゲームやスマホを持たせるか、持たせないか
4) 小さいときは幅広い経験が必要だと思っているか、まずは勉強が大事と思っているか
これらは、中間がなく、白か黒か、夫婦のいずれかの方針が優位に立って進めることになります。一方の“戦いに破れた”側は、面白くないものだから、積極的に協力しようとしません。そしてうまくいかなくなると、「だから言ったのに!」と非難したりします。ひどい場合には、「うまくいかなくなってしまえばいい」と悪魔のささやきが浮かぶ人すらいるようです。
ここまでくると、もはや主役である子どもそっちのけです。そうなる前に、次のようなことを知っておけば苦労は激減することでしょう。
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