「暗闇フィットネス」なぜここまで人気なのか 「クラブ」代わりに通う音楽好きが続出
ただし、やはり効果的にシェイプアップするためには、体を慣らす必要がありそうだ。
「数回通えば、フィットネスバイクにも慣れ、スムーズにレッスンに参加できるようになります。たとえば最初は肩に余計な力が入りがちなので、肩の力を抜いてリラックスしていただくよう、インストラクターから指示しています」(武田氏)
ちなみに、1回限定の初回トライアルレッスン料金は3611円(ウェブ経由のクレジットカード決済の場合は3000円)。
「ただ、フォームを意識しすぎると音楽が楽しめなくなってしまいます。自分を解放して、思い切りストレス発散できるから楽しい。楽しいから続く、続くから効果が出る、という側面が大きいと思います」(武田氏)
「ディズニーランド」のような非日常感
暗闇、そして人の肉体的な感覚に訴えかける音楽。これらでつくりあげる「世界観」が、フィールサイクルのもっとも大きな特徴と言えるだろう。世界観にうまく没頭することができれば、日常や自分を忘れて、楽しみながらシェイプアップもできる。
「店舗の内装から音楽、照明、インストラクターの存在まで含め、スペシャルなエンターテイメント空間をご提供したいと考えています。たとえるなら、おこがましいのですが、『ディズニーランド』のような異世界です」(武田氏)
フィールサイクルの世界観を、もっと大規模にしたものが、前述の「ラスター(LUSTER)」イベントだ。ラスターとは「キラキラした輝き」を意味する言葉で、フィールサイクルの宝石をかたどったロゴにも、その意味が込められている。本格的なライブ会場に360台のバイクを設置し、会場にふさわしい音響や照明に合わせ、映像も合わせて行われる。近々では第3回目となるラスターが、6月15日~17日に開催される予定だ。一般からの申し込みも可能だが、会員で定員が埋まってしまう場合も多いとのことなので、興味があれば早めに申し込むとよいだろう。
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