これだけ!疲労回復を早める簡単ストレッチ 動かないことが原因の「静的疲労」に効く

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だったら疲れたら休めばいい、と思うかもしれません。でも、日中はデスクワーク、家ではごろごろ。ほとんど休んでいるのと同じくらい体を動かしていないのに、肩はこるし、腰もだるい、脚はむくんで、いつも体が重く、疲れを感じています。

では、体は動かしていないのに、疲れるのはなぜでしょう? 肩こりや首こりなどのこりも、実は疲れのひとつ。特に「こり」は、同じ姿勢を続けたときにおこります。このように体を動かさない時に感じる疲れは、体を動かし過ぎて疲れを感じる「動的疲労」に対して「静的疲労」と呼ばれます。

長時間同じ姿勢を続けて体を動かさないと、筋肉は伸び縮みをせず同じ長さで収縮し続けます。すると、筋肉が硬くこわばり、その筋肉に血管が圧迫されることで血行が悪化。疲労物質が滞ってしまうことで、こりや疲れが生じるのです。

一日中デスクワークなのに疲れを感じるような「静的疲労」タイプの人は、安静にして体を休めるのはかえって逆効果。筋トレやストレッチなどで、軽く体動かして、血行を促したほうが早く回復します。

眠りを深くする寝る前リラックスストレッチ

疲れをとるための睡眠準備は、就寝2時間前から始めるのがベター。疲れがひどい時には、お風呂にゆっくり入ったら、いつもは就寝直前まで見ているスマホを早めにそばから離しましょう。そして、寝転がったら、血行をよくするストレッチを行います。

太ももの裏側にある大きな筋肉・ハムストリングをほぐすストレッチを行うと、効率よく全身の血行が促され、体が温まり安眠モードに突入! 一日中座りっぱなしでむくんだ脚のむくみを改善する効果もあります。

(写真:VOCE)

1.あお向けになり、両ひざを立てたら、足を腰幅に開く。両手は体の横に添えてリラックス。

(写真:VOCE)

2.左ひざを軽く曲げて、胸に引き寄せる。

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