「あとストーリーズは見やすいのがいい! Instagramを開いて、ストーリーズをタップすれば自動的に友達のストーリーズが表示されてくから。興味がないのは画面をぽんってすると次に飛ばせるから、ぽんぽんしてると全部見れる」
ストーリーズはフォローしているアカウントの投稿が次々に自動再生されていきます。通常の投稿をスクロールして見ていくよりも、自動再生されるストーリーズを眺めているほうがラクとのこと。
この「見る人に負担がほとんどない」点が、場に合わせた投稿を死守したい女子高生でも自由に投稿できる理由でしょう。そして、ストーリーズは24時間で消えます。変な顔で写っていても、他人に振り返られることはありません。また、お気に入りのストーリーズはプロフィール画面に残すこともできます。どんどん作って、気に入ったものだけ残せるという気軽さも重要なのです。
Twitter人気もまだ続く
オトナでも好きなSNSが人それぞれに異なるように、女子高生もタイプによってどのSNSが好きか分かれるようです。TwitterからInstagramに移行したのは、明るくて流行に敏感な「陽キャ(陽気なキャラクター)」が多い印象です。一方、「陰キャ(陰気なキャラクター)」は相変わらずTwitterを推す傾向があります。
「ストーリーズは画像入れたり投稿するのがめんどくさいし、誰が読んだか知られるし、DMにオンライン中とか出るし、ウザい。Twitterが一番気楽。非公開アカウント作って、仲良しとだけつながって、からリプ(誰宛てとはっきり言わないツイート。エアリプとも言う)で会話してるのが最高」
「好きな芸能人とかゲームのことをストーリーズには投稿できないし、やっぱり趣味垢しかない」
性格だけでなく、学年にもよるかもしれません。Instagramは高校生でも学年が上がると利用されている印象です。現在は、中学生はLINEのタイムライン、高校入学前後でTwitterを始め、その後Instagramへと流れていきます。
流行に敏感な女子高生でも、毎回インスタ映えは厳しいもの。気軽な内容で投稿できるストーリーズは、画像や動画を撮るだけで言いたいことをサクッとシェアできます。新たな機能で若者の心をつかんだInstagramですが、この流行は日本だけではありません。Instagramが2017年8月に発表したデータによると、ティーン世代(13~18歳)はそれ以外の利用者よりも6倍多くの写真や動画をストーリーズでシェアしているとのこと。今後のSNS動向にも目が離せませんね。
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