21. また、中国の大気汚染の影響によるPM2.5濃度上昇の影響もあり、国内でマスクの普及と着用習慣が一般化
22. PM2.5とは直径2.5μm以下の微小粒子状物質。PMとは「ParticulateMatter(粒子状物質)」の頭文字
23. 花粉の粒子の大きさは20~40μm(マイクロメートル)
24. インフルエンザウイルスの大きさは0.08~0.12μm
25. ノロウイルスはさらに小さく0.03μm
26. 一般的なマスクの穴の大きさは約5μm。ただしウイルスの感染経路は飛沫によるものがほとんど
27. 一般的に咳は2m、くしゃみは3m先まで飛沫が飛ぶ
28. 咳は1回で10万株のウイルスが飛散するといわれる
29. さらにくしゃみは100万株のウイルスが飛び散る
30. 日本衛生材料工業連合会の構成団体「全国マスク工業会」の会員法人は約90社。うち約半数が自社生産メーカー
マスク着用で子どものインフルエンザ発症率は5分の1に
31. 全国マスク工業会会員法人によるマスクの年間生産量は2015年に約36億枚を超えた
32. 全国マスク工業会ではマスク着用で子供のインフルエンザ発症率が5分の1になるという研究データを発表
33. マスクは呼気の温度と湿度を保ち、鼻腔内の繊毛運動を活発にする効果がある
34. マスクはその用途によって「医療用マスク」「産業用マスク」「家庭用マスク」に分類される
35. 「家庭用マスク」はカゼや花粉対策、防寒、保湿などの目的で日常使われるマスクとして市販されているもの
36. 「医療用マスク」は医療現場で外科手術などの際に使われる感染防止用マスク。サージカルマスクとも呼ばれる
37. サージカルマスクは米国の医療用マスクの規格に基づき作られた3層構造(中間層にメルト不織布)のもの
38. 「産業用マスク」は主に工場などの作業時の防塵対策に使用されるマスク。工業用マスクや防塵マスクとも呼ぶ
39. 家庭用マスクには不織布タイプとガーゼタイプがある
40. ガーゼマスクは主に綿織物を重ね合わせて作られるもので、古くからマスクとして普及
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