3月にエントリーする企業はもう決まっているだろうか? マイナビの調査(2018年卒マイナビ学生就職モニター調査)によると、昨年の先輩たちは、3月の1カ月だけで平均27.9社にエントリーしている。とはいっても、やみくもにエントリーをしては意味がない。企業研究をもとに、候補企業をできるだけ事前にリストアップしておけば、本番で慌てずにすむ。
現時点で、興味を持てる企業がなかなか見つからないなら、次の3点を意識してエントリー候補企業を検討すると、知らなかった優良企業が発見でき、そして企業を絞ることができるだろう。
ひとつの商品でもいろいろな会社が携わっている
●BtoB企業も視野に入れる
まず、多くの学生は、一般消費者に製品やサービスを提供しているBtoC(Business to Consumer)企業に目が向きがちだ。しかし、企業向けにビジネスを展開しているBtoB(Business to Business)企業にも優良企業はたくさんある。たとえば、自分が興味を持っている企業の取引先を調べてみよう。すると、今まで知らなかった企業がたくさん見つかるはずだ。
●身近な製品やサービスから興味を広げてみる
自分の身の回りにあるモノやサービスに、どういった業界がどのような形で関わっているのかを意識して調べると、今まで気づかなかった企業を見つけることができる。『マイナビ2019』には「業界研究大図鑑」というコンテンツがあり、その商品やサービスに携わっている業界や職業を俯瞰することができるので、参考にしてもらいたい。
●先輩たちの活動履歴を参考にする
学校の先輩がどのように就職活動をしたかも有力な参考情報になる。ほとんどの大学のキャリアセンターには、先輩の活動履歴がわかる資料がある。そうした情報から、どんな企業があるか、知ることができる。
就職情報サイトや企業のホームページの情報は、企業研究には欠かせない。しかし、これらの情報は誰もが入手できるもの。ホームページだけの企業研究に満足していると、同じ企業を志望しているほかの就活生と差をつけるのは難しい。
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