「大崎事業所にグループミーティングが変更になった」
「ジェネラルマネジャーの大崎さんが参加する」
解釈がいくつもできるのは、やはり問題です。社内用語をわかって当たり前と判断して、失敗しているケースではないでしょうか?
では、社内用語をどううまく活用すべきでしょうか? 「廃止すべき」とは言いません。ただ、職場のおかれた環境によって注意が必要です。
・組織再編(別の会社の社員が職場にやってくる)
・中途採用(即戦力として競合会社の社員が転職)
・業務外注(依頼先の会社の社員が社内に常駐化)
など、社内用語を知らない関係者とかかわる機会がさまざまな会社で増えることでしょう。そんなときに大事なのは「お・も・て・な・し」と言いたいところですが、その前に大事なのは、
“気配り”
でしょう。理解できない社内用語に困る人が出ないように「社内用語集」などを作成。あるいは「つい」使ってしまった社内用語にポカーンとする様子があれば、
「すいません。いま使った『サチる』とは、サーチレーションからの造語で、信号がある一定より上昇しなくなることを意味します」
などと解説を心掛けるべきでしょう。
これまでは細かなコミュニケーションを省くために使っていたのに、「社内用語を知らない人にイチイチ説明するのは面倒」と感じるかもしれません。ただ、この気配りができないのであれば、若手社員の意見のように、社内用語はやめるべきかもしれません。あなたの職場では、どうですか? 気配りをしてでも社内用語を使うのか。それとも、やめてしまいますか?
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