年間開催回数2万5000回以上、2016年度の参加者数はのべ46万2108人――。
これは婚活パーティ大手であるエクシオジャパンの実績だ。本連載に登場してくれる晩婚さんに結婚相手との「出会い」について聞くと、ネット婚活と結婚相談所に並んで婚活パーティを挙げる人が多い。特によく耳にしたのがエクシオだ。
Webサイトで参加したいパーティを検索して申し込む仕組みで、入会金などはない。365日、全国ほぼすべての都道府県で開催されているという。もはや「婚活のインフラ」のような存在になっていることに筆者は驚いた。
我ら晩婚さんには年齢という壁がある。特にデータベースで相手を探してお見合いをする場合、年齢だけで検索条件から外されてしまうことが少なくない。「33歳になった途端に、32歳までの男性からのアプローチが激減した」と証言する女性もいる。
その点、婚活パーティの参加条件は大体の場合、例えば「26~40歳くらい」というザックリ感だ。少なくとも年齢による門前払いは受けずに済む。
ただし、参加できても成果が出なければあまり意味がない。成果とは、マッチングしてカップルになることだ。婚活パーティで意中の人とカップルになるためにはどんなことに留意すればいいのだろうか。そもそも婚活パーティとはどんなものなのか。エクシオジャパンの北川志穂さんに話を聞いた。
200種類ものパーティがある
――婚活パーティの大まかな流れを教えてください。TBSテレビの婚活番組「ナイナイのお見合い大作戦!」のようなイメージでしょうか?
弊社のパーティは200種類以上あり、クッキングや登山、ランニングなどを一緒にやりながら知り合うパーティもあります。ただし、基本は15人vs15人ぐらいの男女が室内の会場で出会う「レギュラーパーティ」です。
受付を済ませた後、プロフィールカードに記入します。会場にはイスとテーブルが置かれてあり、着席して1対1でお話しいただける仕組みです。約3分おきに席替えするので、全員の方と話すことができます。
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