ラッセル・クロウも批判する豪州の難民施設 閉鎖した難民問題がさらに泥沼化

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この異常な事態に今、オーストラリア国内だけでなくアメリカCNNやニューヨーク・タイムズ、英紙ガーディアンやBBCなど世界中のメディアが問題視。各地でのデモ活動なども含めて相次ぎ報じ始めている。

メルボルンやブリスベンなどオーストラリア各地で難民政策を非難して抗議を示す市民ら

ハリウッド俳優も過酷な現状を糾弾

そして、ハリウッドの実力派映画俳優、ラッセル・クロウもソーシャルメディアを通じて声を上げた。施設が閉鎖された翌日の今月1日、ツイッターで「マヌスの収容施設は、オーストラリアの恥だ。この上ない不名誉である」と投稿。さらに「施設内に収容されている6人の難民に家と仕事を探すことが可能だ。同じことをほかのオーストラリア人もすると信じている」と、自ら難民を受け入れる意思があることを表明したのだ。

映画俳優ラッセル・クロウ氏のツイッターより。自ら難民を受け入れる意を表明
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