親孝行しないのは、人として金魚以下? グローバルエリートxスーパー高校生子育て談義

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中1でアプリ制作の英語資料を読めた

Tehu: ボクの場合は少なくとも、そこで培った英語力が大きかったですね。3歳だと文法なんてわからないので、ネイティブに近い勉強の方法をしたんです。ひたすら文章を見て聞いて感覚で覚えた。だから今でもたまに文法は間違えるんですけど、読むのと聞くのは100%できます。

その状態で中学校に入って、iPhoneアプリをつくりたいと思ったときに、まだiPhoneアプリが市場に出て半年くらいだったので、資料が全部英語だったんですね。そこで初めて役に立ちました。

中学1年生の英語では読めないですよ。でもボクはその段階でほぼほぼ英語ができたので読めました。

ムーギー: お母さんの心からの教育、むしろちょっとスパルタ気味の教育がよかったと。3歳のときって勉強したないでしょ? もちろん。

Tehu: そうですね。今考えたら、よくやったなという感じがします。

教育に一切干渉しなかった父親に感謝

ムーギー: お父さんにはどういうところを感謝してる?

Tehu: 逆に教育に一切干渉しなかったことに感謝しています。

ムーギー: どういうことや?

Tehu: ほかの家は友達に聞いたら、父親は「別にそんな勉強させへんでもええやんか」みたいな親御さんもけっこういらっしゃるんです。でも、うちの父親は本当に干渉しない。ボク、父さんとあまりしゃべった記憶がないくらいなんです。この夏休み1カ月半で父さんも中国出張とか多かったんで、しゃべった累計10分くらいしかない。

ムーギー: 累計10分。

Tehu: それぐらいの関係だからこそバランスがいいんです。母親は教育にヒートアップしすぎるので。

ムーギー: ああ、そこへお父さんも来て両方からあれこれ干渉されたらね、今ごろ不良少年よ、君。

Tehu: そうなんです。両親から干渉されて反発する人、たくさんいるじゃないですか。そこをうまくバランス取ってくれたなという感じはします。グレずに済んだなと。

中2でアプリをつくって自信がついた

ムーギー: 君はかなり積極的というか、楽天的なところがあるわけやけれども、そのキャラクターの素地はどこからきているの? お父さん、お母さん、そういう人なんや。

Tehu: いや、微妙です。ボクは小学校のときはどっちかと言うと……。

ムーギー: ネクラ。

Tehu: ネクラな側でした。

ムーギー: いるよね。なんか小学校くらいはネクラやったのに、中・高くらいから飛び出す人って。何がきっかけで飛び立ったん?

Tehu: 中2でアプリをつくったからです。それで自信がついたから。

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