「働き方改革」に熱心な会社を選ぶ、3つの方法

長時間労働やサービス残業をしたくないなら

女子学生からはワークライフバランスや女性活躍推進に関する意見が多く寄せられています。それ以外には「給与の底上げ(現在低給与な業界や基本給について)」や、「成果に基づく公正な判断(年功序列制度の廃止)」などの内容が挙がっていました。

■学生が働き方改革に期待すること(期待する人の意見)
サービス残業がなくなるように、社会全体で策を打ってほしい(文系男子)
休暇が正当に取得できること 労働法にのっとった勤務ができること(文系男子)
・働きすぎよりは、いかに仕事を早く進められるかが重要。働く時間は問題ではない。働くことが好きな人もいるから(文系男子)
長時間労働を美徳とする風潮を根絶してほしい(理系男子)
・裁量労働制を取っているのにもかかわらず、契約した時間を超えた分の残業代が支払われていないような違法企業が駆逐されること(理系男子)
・ただ残業を減らす方向にするのではなく、残業したくない人はしなくても済むように、残業したい人は残業できるようにと、どちらにとっても働きやすい雰囲気を作ってほしいです(理系男子)
・労働時間を短縮するだけでなく、限られた時間の中で仕事を終わらせることが出来るための環境の整備(文系女子)
・残業時間や長く働いた人が評価されるのではなく、少ない時間でも成果を出した人が評価され、評価を出していれば休暇を多くとっても構わない、という働き方が主流になること(理系女子)
結婚出産を経た女性が男性と同じように昇進したりするのは難しいかもしれないが、そんな女性でも責任ある仕事を任せてもらえるような体制や周囲の人の理解が育まれてほしい(理系女子)
・ひとりひとりに合ったフレキシブルな働き方ができ、周りがそれに対して苦言を呈さない環境ができてほしい。制度だけできてもそれを実行できない雰囲気が残っているのは意味がない(理系女子)

自分たちに何も恩恵はないとの声も

一方、「特に期待していない」とする回答も、全体の1割を占めています。以下に具体的なコメントをいくつかピックアップしてみました。

もっと辛らつな意見もありましたが、要は「今の大人が決めていることだから、自分たちの世代には何も恩恵が無いだろう」という意見のようです。日本の将来を担う学生が未来に希望を持てるようにするため、表面的ではなく、抜本的な改革が望まれていることが分かります。

■学生が働き方改革に期待すること(期待しない人の意見)
・長時間労働が横行している現状で、個々の働き方について考慮している余裕があるのか疑わしい(文系男子)
・今行われているような改革では何も変わらないと思うので、もしやるならもっと抜本的な改革が必要だと思う(文系男子)
・「働き方改革」ではなく「働かせ方改革」なのだから、その面を正直に言えば納得できる。企業に都合のいいことだけやるのではなく、労働者の立場に立った考え方をしてほしい(理系男子)
・結局は個人の問題だと思うので、それほど期待をしていない(理系女子)
・期待していない。これまでとほぼ変わらない。変える気のない世代の方が役員になっていると考える(理系女子)
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