1日1億円を売った実演販売士の傾向と対策 達人の口上は確固たる理論で成り立っている

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伝説の実演販売士「レジェンド松下」に話を聞く
「1日で売り上げ1億円」。実演販売業界で伝説と称される男、その名も"レジェンド松下"こと松下周平氏。論理に裏付けされた“口上”で、的確に商品のストーリーと感動を伝え売上に繋げる。その類稀なる才能の片鱗が見られたのは、大学浪人生の頃にアルバイトした球場でのコーヒーの売り子時代から。その時から今まで持ち続ける、松下氏の「結果を出すための観察眼」と「好きを極める壁の乗越え方」をインタビュー。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けします。

「レジェンド松下」の売れ続けるための動き方

――テレビ通販などをはじめ、さまざまな分野で“伝説の実演販売士”として活躍されています。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

松下周平(以下、松下)氏:実演販売士という仕事は、テレビやデパートの売り場などでしゃべって商品を売るのが一般的なイメージだと思います。ぼくの場合も、もちろんテレビに出させてもらって実際に販売もするのですが、今はそうした実演販売士が活躍できる“場づくり”全般を手がけるのが、主な仕事になっています。取締役を務めるコパ・コーポレーションでは、その場づくりや仕組みづくりといったことを含めた、実演販売士のマネジメント業務全般に携わっています。

また、「商品」あってのぼくたちなので、魅力ある商品の開発や、新商品の仕入れにも注力しています。メーカーさんと共同開発をさせていただいたり、海外へ新商品の買い付けに行ったりすることもしばしばです。ただ、やみくもに商品を探して偶然に身を任してしまっては、よいものに巡り会うことはできません。「あの汚れを落とすスポンジはないか」「こういうことができるフライパンはないか」と、興味の引き出しを広げながら、最高の商品を求めて動き回っています。

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