30代女性がインスタに「禁断の恋」を綴るワケ ガラケー世代に「手書きツイート」が人気

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“ガラケー世代”といっても、ガラケーを使っていた人すべてとすると年齢層が厚くなってしまいますが、ガラケーを中高生の頃に使っていた世代に絞ると、今おおよそ30代前半。仕事、結婚、育児など、人生の岐路に立たされている年頃です。

この世代を中心にInstagramで流行っているのが、「手書きツイート」です。手書きツイートとは、ペンなどで手書きした紙を撮影した画像を、主にInstagramに投稿する文化です。

おしゃれな風景やスイーツで「インスタ映え」に燃える人が多いInstagramで、なぜかTwitter投稿のように「ツイート」と呼ぶ「手書きツイート」は、30代の女性を中心に人気があります。

「#手書きツイート」にはタブーな恋も投稿される

Instagramの「#手書きツイート」(写真:筆者撮影)

Instagramを「#手書きツイート」で検索すると、さまざまな手書きツイートがヒットします。おおまかに分類すると、4種類のタイプがあります。

・手書きの文字と絵を見せたいタイプ

筆ペンで習字のような文字を書ける人、カリグラフィーで英字を書ける人が字を見せるために投稿をしています。「Instagram live」を使って書き方講座をライブ中継している人もいます。かわいいイラストや文字で、1コマ漫画のような画像を描く人も。

・格言タイプ

相田みつをさんのように、格言を美しく書いて投稿しています。有名な格言から、自分の思いを一言にまとめたものまでさまざまです。

・文房具自慢タイプ

かわいいメモや使い勝手のいいペンなどの文房具が好きな女性たちは、紙とペンを一緒に添えて撮影しています。これはInstagramらしいオシャレな画像がほとんどです。

・題名タイプ

「昨日彼と……」などのタイトルを1枚目の画像に記し、文章が続くタイプです。これが最も典型的な手書きツイートです。

題名タイプのほとんどが、複数の画像をひとつの投稿にできるInstagramの機能をうまく利用して、画像をフリックすると次の画像が出てくる、パワーポイントのスライドのような投稿にしています。「昨日彼と……」という画像をフリックすると、「久しぶりのデートをしました。なかなか会えなかったから、つい思いが高まって~」と続きが書かれた画像が読めるといった仕組みです。

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