似たような表現でこんなものもあります。
こちらは「中身がよければ、表面上の名前など関係ない」という意味で使われます。「名前や肩書は重要ではないよ」と伝えたいときに使うといいでしょう。
ロマンチックな状況で
この表現はシェークスピアの『ロミオとジュリエット』に登場するセリフに由来します。劇中では、
(私たちがバラと呼んでいるものは、どんな名前で呼ぼうとも変わらずに甘く香る)
という表現で登場します。こんなふうに「あなたの名前なんて関係ない。私のあなたへの愛には変わりがない」と誰かに言うようなロマンチックな状況なんて、もう筆者には訪れることはないんでしょうね……(泣)。
このセリフから派生して、現代では
という表現で使われることが多いですが、「甘く香る」の部分を、初めに紹介した「バラはバラ」とリズムよく変化させたバージョンで使うこともありますので取り上げてみました。「ブタはブタ」と「バラはバラ」をふたつセットで記憶の片隅に留めておいてください。
いかがでしたか。単語を繰り返す表現、いくつか覚えられましたか。ぜひチャンスがあれば、どこかで使ってみてください。研修生のハナコさんが、今週の研修中にさっそくMr. So-and-so(ナントカさん)を果敢にも使ってくれたのですが、1週間経ったら記憶が薄れてしまったようで、間違えてMr. So-so(イマイチさん)と言っていました。訂正したら「あれ? So-soじゃなかったでしたっけ?」と笑っていましたが、だいぶ意味が違っているので要注意です!
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