先日、あなたにとても参考になることがありました。重婚式をハワイで挙げたあのN議員です。家族を長年裏切り、重婚相手に週刊誌に暴露された当時に彼が謝罪会見をしていたら、ハチの巣を突いたように針のむしろに立たされていたのは間違いありません。
彼はあなたのように潜伏して数カ月後、加計学園問題やあなたの暴言集でワイドショーの枠がいっぱいの時期を見計らい、「お詫び行脚をしている」と髪を坊主にして、そっと出てきました。彼の計算通りなのでしょうか、このお詫び行脚が報じられることは少なく、ワイドショーもそっぽを向いた形になりました。
確かに彼の計算通り、ハチの巣からも針のむしろからも逃れることができきたかもしれません。しかし雲隠れ後の覇気のない情けない彼の姿をみて多くの人は、すでに政治家として終わっている、と感じたのではないでしょうか。
あえて厳しく言わせていただきます。「二世というだけで政治家になった能力も志もない姑息な税金泥棒」が、そこにいただけでした。何か謝罪のような言葉を口にしたかもしれませんが、あまりにも白々しく、聞く気にもなれませんでした。
別のところで、あなたの花を咲かせてください
あなたも、少しでもほとぼりが冷める時期を待っているのでしたら、それはますます、みっともないことの上塗りであることは自明の理です。あなたは支援者の名刺をカルタのように並べ、「これはカネになる、これはカネにならない」とカルタ取りのようにしてはじき出していたことまで、その場にいた人から暴露されています。支援者をカネで選別するなど、志がなさすぎます。
あなたは賢く能力もお有りなのですから、ご自分の手でこの問題を収束されるよう、強く勧めるものです。「地元の皆様お一人おひとりとの信頼の絆のみを力として、日々、使命感と危機感を持って、必死で励んでいる」と言っておられましたが、裏ではカネ、カネであることまでバレました。
「困難に直面してもあきらめない。失敗してもいい。結果が出なくても、“頑張っている”こと自体が輝きで、心と身体を強くし、自分を、誰かを支え励ます力になる」を、常に心に留めてきたそうですね。「どうかそれぞれの花を咲かせてください」とも、国会見学に来た小学生に語り掛けておられます。
優秀なあなたのことですから、政治家でなくとも花を咲かせる場所は、いくらでもあると思われます。どうか別のところで、あなたの花を咲かせてください。その時は、どうか今回の失敗を教訓になさいますように。
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