超名門お嬢様学校「白百合学園」の深い教え 親子4代が白百合に通う一族の母校愛とは?
教育は平等、ではない。
親の経済力が子どもの教育や学力に反映される「教育格差」。
東京の中心で暮らす裕福な家庭では、子どもの教育に桁違いの金額を費やしていると聞く。
これまで、年間学費300万円をかけて世界のトップ層を目指したり、型にはまらぬ生き方を望むインターママを紹介してきた。
今回は話を伺ったのは、都内有数のお嬢様学校、白百合学園に娘を通わせる、親子4代白百合ママ。
4代にわたり白百合学園育ちの、正真正銘の白百合一族
#File03 挨拶は「ごきげんよう」親子4代白百合一族の母校愛
名前:薫さん
年齢:34歳
子ども:7歳(女の子)
子どもの学校:白百合学園小学校
年齢:34歳
子ども:7歳(女の子)
子どもの学校:白百合学園小学校
飯田橋の『カナルカフェ』は、いつ訪れても懐かしい気持ちになる。
昼下がりのテラス席は水面がキラキラと眩しく輝き、時折通り抜けていく気持ちの良い風に、取材班が目を細めていた時だった。
「お待たせしました」
時間ぴったりだというのに、先に席に着いていた取材班を目にすると、薫さんは小走りで近寄ってきてくれた。
グレーのトップスに黒パンツ、足元は歩きやすそうなローヒール。
薫さんの装いは非常にシンプルかつ実用的で、化粧も最低限。高級品は見当たらないその質素な佇まいに、取材班は拍子抜けしてしまった。
彼女の家は、祖母、母、姉及び自身、そして小学校に通う娘を含めて4代にわたり白百合学園育ち。まさに、正真正銘の白百合一族なのだ。
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