婚活攻防「頭の良い女」vs.「顔の良い女」 東京の「婚活事情」最前線<7>

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タイプの違う女2人の友情は本物?
「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

“フレネミー”という言葉を聞いたことがあるだろうか?

フレンド(友)とエネミー(敵)を組み合わせた造語で、友人を装った敵という意味である。

親友に恋人を盗られた、仕事を盗られた、裏で悪評を広められていた。これは特に女にとって、幼少時から友人を作るにあたって必要悪と言えるほど、誰しもが記憶を辿ればそんな存在に心当たりがあるのではないだろうか。

ことに結婚願望が芽生え始めた20代後半の東京の女たちにとって、親友同士だったはずの関係がいつの間にか敵同士、競争相手になっている光景はよく目にする。

<今週の東京婚活女子>
頭が良い女:理美27歳
職業:大手IT企業の営業職
年収:約500万円
出身:都内
出身大学:慶応
住まい:都内実家
交際ステータス:独身恋人なし
好きな有名人:谷原章介 
顔が良い女:真理子27歳
職業:モデル
年収:約300万円
出身:都内
出身大学:都内女子大
住まい:都内実家
交際ステータス:独身恋人なし
好きな有名人:ブルーノ・マーズ

相手を紹介し合う二人

「真理ちゃんは本当に美人で、昔からどこへ行っても目立ってました。おかげで楽しい思いもたくさんできたし、有名人なんですよ」

ハキハキとした口調で、自慢気な笑顔を浮かべながら親友を紹介する理美。

「ちょっとやめてよ。理美こそ、顔が広くてどこいっても人気者なんですよ。頭も良いし、しっかりしてて頼りになるんです」

反論するように親友を褒め返す真理子。理美の言う通り、ハーフタレントのような一般人離れした美しい顔をしている。

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