すき家が外食の業界団体に電撃加盟した理由

「孤高主義」も寄る年波には勝てなかった?

小川会長はジェフ加盟を機に、人手不足など外食業界の課題にどう取り組むのか(記者撮影)

外食の一匹狼がついに群れに加わった。

牛丼チェーン「すき家」やファミリーレストラン「ココス」など多様な業態を傘下に持つゼンショーホールディングス(HD)が4月、外食の業界団体・日本フードサービス協会(ジェフ)に加盟していたことが東洋経済の取材で明らかになった。

ゼンショーは主力のすき家の出店拡大やM&Aで成長。2016年度は売上高5540億円と外食最大手に位置している。

独自路線で成長してきた

それでもジェフに加盟しなかったのは「自社の成長に集中したかった」(同社)ため。同業他社と歩調を合わせるのではなく、独自の成長戦略を優先した。「(加盟する)吉野家HDとの輸入牛肉をめぐる見解の相違から加盟を避けていた」(業界関係者)との見方もある。

今回のジェフ加盟についてゼンショーは、「業界首位の企業が入っていないのはどうなのかという外部の声が強かった」と説明する。ただ、連結売上高で日本マクドナルドHDを抜いて首位に立ったのは2010年度のこと。もっと早くに加盟していてもおかしくはなかった。

このタイミングで加盟を決めたのはなぜか。一つには内部体制固めにメドのついたことがあるだろう。

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