企業に「サウナ部」が続々と誕生する理由

もはや中高年男性だけの娯楽場ではない!

新日本監査法人 EY Japan/部員数:20人、おすすめサウナ:スカイスパYOKOHAMA(横浜市)、宴会場で撮影。全員がかぶっているのがサウナハット。今回取材した企業サウナ部のなかでは、最も女性部員の数が多かった(写真:写真部・小原雄輝)

もはや、サウナは中高年男性だけの娯楽場ではなくなった。女性を意識したオシャレな施設も増え、社員のコミュニケーションの場として活用する企業も出てきた。

「水風呂は何度の設定ですか?」

そんな「マニアックな質問をする客が増えている」と、東京・池袋にあるスパ施設「タイムズ スパ・レスタ」支配人の堀内祐也さんは言う。芸能人がサウナ好きを公言したり、専門誌が発行されたりと、近年、ブームになっているサウナ。愛好家が増えるにつれ、その趣向も細かくなっているようだ。

同スパでは、サウナブーム以前から「ロウリュ」のサービスを開始した。ロウリュとは、サウナ発祥の地・フィンランドで生まれた入浴法の一種。高温に熱した石に水をかけ、熱い水蒸気を発生させて発汗を促すもの。発生した熱い水蒸気をスタッフがタオルなどであおいで客に浴びせかけるドイツ式は、正確には「アウフグース」と呼ぶが、日本では明確に使い分けはされていないようだ。

サウナー市民権を獲得

堀内支配人はこう話す。

「ロウリュ目的で来るお客さんの動きははっきりわかるようになった。仕事帰りのビジネスパーソンなど、サウナ愛好家(以下、サウナー)は着実に増えています」

サウナ情報は主にSNSを中心にサウナーの間で共有され、なかでもカリスマ的存在なのがヨモギーさん(41)だ。愛好家を集めるイベント「サウナサミット」も仕掛ける。一日2回、年間700回以上サウナに通うヨモギーさんは、サウナブームの影響をこう語る。

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