堀江貴文氏「人生に目的なんて一切いらない」

「永遠の3歳児」として、今だけを全力で生きよ

人についていく小利口ではなく、真っ先に手を挙げるバカになれ(撮影:大澤 誠)
堀江貴文氏の『多動力』が、発売から1カ月もたたずに12万部を突破した。本質をとらえた言葉に、多くの人が心を動かされているようだ。
一般的には、「将来の夢」や「目標」から逆算して今の行動を決めることは、計画的でよいことと考えられているだろう。しかし、堀江氏はそうした考え方に異を唱え、「小利口な人間がバカに勝つことはできない」と指摘する。行動することが何よりも重要な時代を、われわれはどのように生きればよいのか。著者である堀江氏がその哲学を明かす。

バカが小利口に勝る理由とは?

いくつものワクワクするプロジェクトを動かすためには、人についていく小利口ではなく、手を挙げるバカにならなくてはいけない。

僕はこれまで、空気なんて読まず、クラスの中で真っ先に「はい!」「はい!」と手を挙げるような人生を歩んできた。

年功序列、終身雇用の余韻が残っていた1996年にオン・ザ・エッヂを起業し、ライブドアへとつながっていった。ニッポン放送とフジテレビを買収し、メディア革命を起こそうと計画した。大阪近鉄バファローズを買収し、プロ野球をおもしろくしようと考えた。自民党から衆議院議員候補として出馬し、自民党総裁になってやろうと夢想した。

失敗した計画も多いが、成功したプロジェクトのほうが数多い。今でも僕はおもしろいことを思いついた瞬間、真っ先に手を挙げる人生を歩んでいる。

目の前におもしろいもの、興味深いものがあれば、さっと手を伸ばして触ってみる。自分の手で触ってみておもしろければ、とことんまでハマってみる。

実は、成功している社長にはバカが多い。バカだから「恥ずかしい」とか「失敗したらどうしよう」などという「感情」を通り越してやってしまう。

小利口な人間があれこれ考えて行動を起こせずにいる間に、手を挙げるバカがチャンスを手にするのだ。小利口が癖になると、せっかく目の前におもしろいことがあるのに、一歩引いているせいでタイミングを逃してしまう。

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