バスキア作品、前沢氏123億円落札の舞台裏

4人の参加者が入札合戦

 5月18日、米競売会社サザビーズがニューヨークで行った現代美術オークションで、米画家のジャンミシェル・バスキアの作品が1億1050万ドル(約123億円)と現代美術作品としては過去2番目の高額で落札された。入札合戦の末、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長が落札した。写真はロイタービデオの映像から(2017年 ロイター)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米競売会社サザビーズがニューヨークで18日行った現代美術オークションで、米画家のジャンミシェル・バスキアの作品が1億1050万ドル(約123億円)で落札され、現代美術作品としては過去2番目の高額な落札となった。

1988年に薬物の過剰摂取により27歳で死去したバスキアの同作品は、1982年に描かれた無題の肖像画で、1984年に1万9000ドルで売却されたもの。

バスキア作品として過去最高だっただけでなく、米国人アーティストとしても最高額となった。美術品オークション史上でも6番目の高額となった。

落札したのはファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長。

4人の参加者が入札合戦を繰り広げ、事前の予想価格6000万ドルを大きく上回ったという。

前沢氏は、出身地千葉の自身の博物館に所蔵する前に、一般の展示に作品を貸し出す意向だと語った。

サザビーズで現代アートを担当するオリバー・バーカー氏は「これがオークションだ。本当にこの絵画を所有するとの確固たる決意を持った入札者が2人いた」と述べた。絵画に付けられた価格によって、バスキアはピカソ、ジャコメッティ、ウォーホール、フランシスベーコンといった作家の仲間入りをした、とも付け加えた。

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