プレゼンの聴衆は、「お母さん」だと思え! 食べやすいサイズで、食べやすい順番が鉄則
本当にわかりやすいのは、黒板にチョーク?
ITの進化に伴い、昔はできなかったこともプレゼンでできるようになってきた。色を使いすぎてしまい、どこに注目していいかわからなくなってしまうという本末転倒な弊害も散見されるが、うまく使えば、プレゼンをより相手に伝わるものにすることは可能だ。たとえば、私はプレゼンに動画を積極的に取り入れている。人間の目は動いているものに注目するようにできているので、それだけ理解が深まることが期待できるからだ。それに、時にはメリハリを利かせないと聴衆の集中力も続かない。
また、本当にわかりやすく伝わるプレゼンのヒントは、黒板にチョークで書く昔の授業のような、アナログの世界にあると思う。それをデジタル技術で実現し、プレゼンに取り入れることを模索中だ。
今考えているのは、その場でスライドに書き込んでいくプレゼンである。クリック1つで文章や矢印が出てくる演出よりも、その場で情報を書き込んでいくほうが聴衆に伝わるはずだ。もちろん、そのためには綿密にスクリプトを作り込み、アドリブであるかのように見せるための練習が必要だが、うまくはまればライブ感のある刺激的なプレゼンになるだろう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら