北朝鮮「暴走」を封じたのは勇猛な将軍たちだ

まさに「将軍たちの時代」がやってきた

今回、オバマ氏からトランプ氏に引き継がれたものは、アメリカ軍の最高司令官であるアメリカの大統領同士にしかわからない、いわばサムライの美学といっていい。

「武士道と云うは、死ぬことと見つけたり」とは、『葉隠』の有名な文言だが、アメリカの大統領同士の引き継ぎはそれにも似て、命懸けの辞世の句の美学のようなものである。オバマ・トランプ両大統領が命を張った誓いでもある。

勇猛果敢なマティス国防長官

トランプ政権の閣僚職やホワイトハウスの補佐官職に名だたる将軍たちが指名され、まさに「将軍たちの時代」がやってきたかの感があるのは、オバマ・トランプ両サムライの間でサムライの辞世の句が、大統領選挙の直後に引き継がれたからにほかならない。

訪問先の中東に向かう機内で記者団の質問に答えるマティス長官(写真:ロイター/Jonathan Ernst)

将軍たちのなかでも傑出しているのはジェームズ・マティス国防長官だ。海兵隊大将、アメリカ中央軍司令官を歴任した歴戦の士である。“マッドドッグ”(狂犬)の異名をもつ勇猛果敢なサムライでもある。マティス長官は、いまや自由自在に仕事をこなしている。国家安全保障担当補佐官のマイケル・フリン氏が去り、主席戦略官・上級顧問のスティーブン・バノン氏が国家安全保障会議(NSC)から外され、チームとしてまとまりがよくなったからだ。

マティス長官は、トランプ大統領が安倍晋三首相に「最も信頼できる閣僚」として日本に送り出し、日米首脳会談を大成功に導いた人物でもある。日米同盟の強化、充実を図る日本にとって、頼もしい、強い味方がいることを知っておくといい。

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