(写真:時事)
2025年、京都大学で多孔性配位高分子(PCP/MOF)を開発した北川進特別教授がノーベル化学賞を受賞した。日本の基礎研究が世界最高水準にあることを示す快挙である。
MOF技術の社会実装に挑戦してきた起業家・浅利大介氏は言う。「ノーベル賞はほかの賞とは全然違う。受賞が発表された瞬間から電話が鳴りやまず、すぐに当社も取材陣で埋め尽くされた。北川先生はほかにも多くの賞を受賞しているが、こんな状況は初めてだ」。
ノーベル賞は「制度化された信用装置」
このようにノーベル賞は単なる学術的栄誉ではない。社会、メディア、産業界、政策当局の注目を一気に引き寄せる、極めて特異な「制度化された信用装置」なのだ。
ではこの圧倒的な注目を、いかにして産業競争力へと転換できるのか。ここで、産学官連携の真価が問われる。
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