「産後クライシス」をこじらせる夫の共通点

危機を糧にする!夫婦のリスクマネジメント

産後クライシスは、「2人が最強のチームになるための訓練」と考えてみる(写真:sasaki106 / PIXTA)

どちらかが悪いわけではない

50歳までに一度も結婚したことのない人が、男性で4人に1人、女性で7人に1人という割合で、いずれも過去最高を記録したとのこと。「結婚はコスパが悪い」などと言われ、結婚するメリットを感じられない男女も多いようです。

たしかに結婚生活にはストレスも多い。特に出産後、子育てがいちばん大変な時期に夫婦関係が冷え切る現象を近年「産後クライシス」と呼ぶようになりました。

ベネッセ教育総合研究所次世代育成研究室が初めての子どもを出産した夫婦を対象に行った調査結果では、出産後、年を追うごとに、「配偶者を本当に愛している」と感じる割合が夫婦ともに減っていることが明らかになりました。妊娠期には夫婦ともに74.3%なのに、子どもが2歳になったときには、妻→夫が34.0%、夫→妻が51.7%まで減少するのです。

特に妻側の減少率が大きいことから、一部報道では当初、産後クライシスは「女性からの愛情が冷めてきているのに、それに気づかない男性が悪い」というような論調で報じられました。

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