【完全保存版】東電株主総会、全議事録(4) 3時間41分にわたるやりとりを、すべて公開
下河邉会長: 出席番号0874の株主様、遠方よりご出席ありがとうございました。ただ今3点にわたってご質問をいただいております。それではまず最初、商号変更にも絡みましてですね、当社を持ち株会社化したらいかがかと。東京電力ホールディングというですね、持ち株会社を発足させたらいかがかという点につきまして、まず社長の廣瀬からお答え申し上げます。
廣瀬社長: 社長の廣瀬でございます。ただ今のご質問についてお答え申し上げます。幾つかのお話がございました。ホールディング制であるとか、あるいは広域ネットワークの樹立であるとか、あるいは原子力発電柏崎を国に売ったらどうかと、いうようないくつかのお話しがございました。いずれも現在国会で審議がなされております、電力システム改革にかかわるものでございます。今日は国会最終日、ご存じのようにでございますので、法律がまずは通りませんと、これは電気事業法に基づいてわれわれの組織なり、形態が決まっておりますので、まずは法律が通りませんとそうしたことは進まないと思っております。今日法律が通るということになれば、そうした観点からですね、発送電分離の方向に向けてこれから詳細が詰めていくという、そういう運びになってまいります。
そうした中で当然、将来法的分離ということになれば、ホールディング制という形になってまいりますので、私どもはこの4月からカンパニー制を導入したというのも、そうしたことを将来的に見据えて、そういう意味で少しでも早く準備をしていこうということから、そうした社内カンパニー制に踏み切ったところでございます。
また広域ネットワークの設立につきましては、これは現在の電力システム改革の設計の中でも、一番最初に行われるという予定になっております。それも今日の成立次第でございますけれども。そうした中でしっかり私どもとしてはとにかくお客さまに電力、ちゃんと安定的にお届けする、公平にお届けする、そうしたことを念頭に、そうしたルールに基づいて、そこのしっかり対応をしてまいりたいというふうに思っております。
あと最後にご指摘ございました、IR関係でですね、お名前を間違えたということ、大変申し訳なく思っております。おっしゃる通りこうした小さなミスが積み重なって大きな事故になるという、ご指摘のとおりと思っております。今後ともしっかりですね、やっていくように社内で徹底を図ってまいりたいと思います。申し訳ございませんでした。
下河邉会長: ご質問まとめて社長のほうからお答えを申し上げました。ご了解をお願いいたします。続きましてご質問をお受けいたします。挙手をお願いいたします。それではアリーナ席中央1ブロックで挙手をされておられる株主様、はいはいそちらです。
5173番・女性: 新潟から来た5173番●●です。先ほども柏崎刈羽の廃止について質問、趣旨説明をさせていただきましたけれども、その中で質問があったんですけれども、対ミサイル、ミサイルに対して、ミサイルが原子力建屋に落っこちた時の、突き刺さった時の強度についての、質問について答えていただきたいということが一つです。
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