【完全保存版】東電株主総会、全議事録(4) 3時間41分にわたるやりとりを、すべて公開
小森常務: はい。引き続きまして3点目の建屋の埋め立て等のご提案ということで、ご意見として承るというふうには思いますが、現在ですね、廃炉につきましては、使用済み燃料プールからの使用済み燃料の取り出し、あるいは炉内の調査に基づく、また溶けた燃料のですね、取り出しの検討、研究開発等も並行して行っております。
従いまして使用済み燃料の取り出しにつきましてはですね、すでに4号機につきましては、かなりの構築物をつくっておりましてですね、これらの全体のスケジュール、これは全体としてリスクをどう減らすかということにかかわってくるわけでございますが、そういう30メートルまで埋めるというようなことがですね、どのくらいの物量で、どのくらいの規模で、またどういう工程的な関係が出てくるかと。例えば先ほどの陸側遮水壁の検討等につきましてもですね、埋めるということとどういう関係があるかっていうようなことについては、かなり技術的な検討が必要だろうというふうに考えてございます。
ご意見としては、いろんな手法について国際的な協力のもと世界の英知をつめて進めるということについては、いろんなご意見についてしっかりと検討を進めるという姿勢で臨みたいと思います。よろしくお願いいたします。
下河邉会長: はい。それでは続きましてご質問をお受けいたします。アリーナ席北側1ブロックで挙手をされておられる株主様、そちらの株主様でお願いいたします。
5535番・男性: 5535です。まずそこに座ってる方々の給与についてちょっと物申したいんですけども、いくらもらってるかちょっと分かりかねるんですけども、経費削減という点であれば、そこに座ってる方たちの給料って最低賃金法ぎりぎりまで下げるべきではないかと思います。(拍手)東京都の基準が837円なんですけど、それはちょっとひどいかなということで時給1,000円まで下げていただきたいと思うんですけども、結局勤務日数が常識的に考えれば月20万円まで下げれば、月16万円にすれば、かなり経費削減になると思うんですけども、その金額でやっていただくぐらいの姿勢はほしいと思うんですけど、どうでしょうか。(拍手)
下河邉会長: ご質問よろしいですか。出席番号5535、よろしゅうございますか、の株主様から壇上に出席をしております、私ども役員の報酬についてですね、削減したらいかがかというご質問だったと思います。会長であります私、委員会設置会社への移行に伴いまして設置されましたですね、役員の報酬を決定いたします報酬委員会の委員をしておりますので、その立場からお答えをいたします。
役員の報酬額につきましては、ただ今申し上げましたが、委員会設置会社に伴い設けられております報酬委員会におきましてですね、慎重に審議を行い当社が直面しております大変厳しい経営環境、財務状況も十分に踏まえましたですね、相応の金額ということで、委員会において決定をさせていただいております。削減ということでございますけども、株主様からのですね、ご意見として、この場においてお聞きいたします。以上でございます。
次のご質問をお受けいたします。挙手をお願いいたします。それでは今度はアリーナ席南側1ブロックで手を挙げておられる株主様。はい、その方です。
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