大切なのは、言いたいこと(意見・結論)を1つに絞ること。それじゃ、他の強みがPRできない、と思うかもしれませんが、大丈夫です。Example(具体例)をしっかり書くことで、副次的に他の魅力も伝わります。
ESにはいろいろなパターンがあります。
Reason(理由)を書く必要がないときもあるし、Exampleだけを書けばよい形式もあります。全てをPREP法にあてはめる必要はありません。1つの文書構成として活用しましょう。
ESは読み手が社会人なので、自分をテーマにしたビジネス文書といえます。ビジネス文書は、技巧的な言葉や美麗な表現を好みません。簡潔でわかりやすい文章をめざしましょう。よく使われるのは箇条書きです。ESでもうまく活用しましょう。文章が苦手意識なら、短文と箇条書きだけで書くことも可能です。
・○○をテーマにしたグループ研究に力を入れた。
・理由/別のグループ研究で、メンバーと上手くいかず、納得いく発表ができなかったため。
・実施/以前の失敗を生かして、次の3つを自ら実行した。
1. ・・・
2. ・・・
3. ・・・
・結果/発表時の論評を生かして、新たな調査を行いたいという自分の希望を、メンバー全員が受け入れてくれた。今では互いの持ち味を生かしたグループ研究にやりがいを感じている。
アドバイスは人で違う、最後は自分の判断
いったん書き上げたら、社会人に読んでもらいましょう。何人かに見てもらい、ほとんどの人が指摘するアドバイスは文書マナーです。しっかり反映させましょう。
でも、人によって、アドバイスが異なるときがあります。例えば、箇条書きにしたら、文章にした方がいいという人もいれば、箇条書きでOK!という人もいるでしょう。社会人も一様ではありません。自分の実務経験からよし悪しを判断しています。仕事が異なれば、判断も違ってくるのです。
最後は自分を信じることです。あなたがよいと判断したことを、評価してくれるところが、相性のよい企業。最後の意思決定はあなたです。
完璧なESは存在しません。大事なのは、これまでとこれからの自分ストーリーで、あなたが伝えたいことが伝わるかです。あなたの想いが伝わるESをめざしましょう。
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