池上彰も驚く、佐藤優の「dマガジン」活用法 「興味や視野がぐんと広がる!」スゴい使い方

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池上:佐藤さんは、新聞はタブレットやパソコンで読んでいるということでしたが、「dマガジン」もタブレットで?

佐藤:はい。愛用しているアイパッドで読んでいます。

池上:どんな時間に読むことが多いですか?

雑誌は「世間のトレンド」を知るのに最適

【メリット1】5~10分のすき間時間を有効に活用できる
池上 彰(いけがみ・あきら)/ジャーナリスト。1950年、長野県生まれ。NHKで記者やキャスターを歴任後、2005年よりフリージャーナリストとして多方面で活躍中。現在、東京工業大学特命教授。名城大学教授(撮影:今井康一)

佐藤:アイパッドで「dマガジン」を開くのは、タクシー移動などのすき間時間が多いですね。書籍を開くほどの余裕がない、5~10分程度のちょっとしたすき間時間にちょうどいいんです。

池上:佐藤さんのすき間時間には、アイパッドが大活躍ですね。

佐藤:すき間時間には、スマホでSNSやネットサーフィンをしている人が多いと思うんです。でも、私には電子版の雑誌を眺めているほうがインプットとしての効率もいいし、娯楽としてもよほど楽しい。ぜひ読者にもおすすめしたいですね。

池上:それはいいですね。5~10分程度だと、じっくり読むというより、ざっとチェックするという感覚でしょうか。

【メリット2】表紙のコピーを眺めるだけで「世間のトレンド」がわかる

佐藤:はい。表紙に並んでいる見出しのコピーを眺めていく感じです。週刊誌でもファッション誌でも、表紙のコピーを見れば、いま何が話題になっているのか、「世間のトレンド」をおよそ知ることができます。もちろん、コピーはあくまでコピーで、事実とは違う可能性もあるので、それだけを見て鵜呑みにしないようにはしていますが。

池上:私も総合週刊誌に関しては、定期的に読んでいなくても、新聞広告や中吊り広告は欠かさず見るようにしています。世の中で何が話題になっているのかをチェックするのに便利ですから。佐藤さんの「dマガジン」も、それと同じような感覚というわけですね。

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