池上彰も驚く、佐藤優の「dマガジン」活用法 「興味や視野がぐんと広がる!」スゴい使い方
池上:「dマガジン」では具体的に、どんな雑誌をよく読みますか?
佐藤:趣味系の雑誌が多いですね。たとえば『趣味の文具箱』は、普通に買うと1500円以上もしますが、「dマガジン」ならお得感もあってつい読みたくなるんです。
池上:そういえば佐藤さんは「万年筆の収集も趣味」とおっしゃっていましたね。
佐藤:はい。ただ最近は気に入ったものも定まっていますし、そこまで夢中なわけではない。だから「読み放題」で読んでいるんでしょうね。
雑誌を2種類に分け、「読み方」を変える
佐藤:同じ趣味系の雑誌でも、自分が本当に好きなジャンルの猫関連の雑誌、たとえば『ねこのきもち』や犬猫カメラマンの新美敬子(にいみ・けいこ)さんが連載している『猫びより』は、きちんと定期購読して紙で熟読しています。
池上:なるほど。「本当に好きなジャンル」と「ちょっと関心のあるジャンル」の2つに分けて、「本当に好きなジャンルは紙の雑誌」「それ以外はdマガジン」で読むと使い分けているんですね。
佐藤:そうです。ほかにも、dマガジンでは『週刊プロレス』なども読みますが、文房具と同じで、「読み放題なら読む程度には好き」ということなんですね。メインの趣味以外の、ちょっと興味があるジャンルの雑誌に、すき間時間にざっと目をとおしている感覚です。