池上彰も驚く、佐藤優の「dマガジン」活用法 「興味や視野がぐんと広がる!」スゴい使い方

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池上:「dマガジン」では具体的に、どんな雑誌をよく読みますか?

【メリット3】高額な雑誌も読むことができて「お得感」が高い

佐藤:趣味系の雑誌が多いですね。たとえば『趣味の文具箱』は、普通に買うと1500円以上もしますが、「dマガジン」ならお得感もあってつい読みたくなるんです。

池上:そういえば佐藤さんは「万年筆の収集も趣味」とおっしゃっていましたね。

佐藤:はい。ただ最近は気に入ったものも定まっていますし、そこまで夢中なわけではない。だから「読み放題」で読んでいるんでしょうね。

雑誌を2種類に分け、「読み方」を変える

佐藤 優(さとう・まさる)/作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『読書の技法』(東洋経済新報社)など多数の著書がある(撮影:今井康一)

佐藤:同じ趣味系の雑誌でも、自分が本当に好きなジャンルの猫関連の雑誌、たとえば『ねこのきもち』や犬猫カメラマンの新美敬子(にいみ・けいこ)さんが連載している『猫びより』は、きちんと定期購読して紙で熟読しています。

池上:なるほど。「本当に好きなジャンル」と「ちょっと関心のあるジャンル」の2つに分けて、「本当に好きなジャンルは紙の雑誌」「それ以外はdマガジン」で読むと使い分けているんですね。

佐藤:そうです。ほかにも、dマガジンでは『週刊プロレス』なども読みますが、文房具と同じで、「読み放題なら読む程度には好き」ということなんですね。メインの趣味以外の、ちょっと興味があるジャンルの雑誌に、すき間時間にざっと目をとおしている感覚です。

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