「レアル」追い詰めた「鹿島」監督の組織論 見つめ直したチームリーダーとしてのあり方

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様々なジャンルのフロントランナーを招き、キーワードを基にビジネスのヒントを聞く日テレNEWS24・デイリープラネット「飛躍のアルゴリズム」。今回は「鹿島アントラーズ」監督・石井正忠氏。「強い鹿島」を復活させた指導方法や「いいチーム」を作るために必要なリーダーシップについて聞いた。

石井氏は1967年生まれの50歳。93年のJリーグ開幕年から鹿島アントラーズの主力として活躍し、元・ブラジル代表のジーコ氏を支えチームを牽引。98年アビスパ福岡に移籍し、そのシーズンに引退。引退後すぐに鹿島のユースチーム・コーチや鹿島アントラーズのフィジカルコーチを務め、2015年7月に監督に就任している。

監督になって初めて感じた重圧

「3年ぶりの優勝も突然の“現場放棄”。リーダーとしての自信を失った…」。心労などで休養を決めた石井氏。そんな状況から復帰を決心する後押しとなった出来事とは。

――『心労で横浜戦不在。鹿島・石井監督退任も』と、新聞の記事に見出しとしてありました。当時は、監督に対して選手の反抗的な態度というのも注目されましたよね。

新聞ではけっこう取り上げられていたんですけども、そこの部分ははっきり選手と話してますし、このタイミングではそれは全く関係なかったですね。

――そうしますと、心労の原因というのはどこにあったんですか。

私が監督になって初めて感じたんですけども、いろんな方面からのプレッシャーがありますし、鹿島アントラーズというクラブは、常にタイトルを求められるクラブなので、その重圧というのは非常に大きかったのかなと思っています。

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