「レアル」追い詰めた「鹿島」監督の組織論 見つめ直したチームリーダーとしてのあり方

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――休養を決めて、試合を1回お休みされたということで、チームに戻るのは気まずくなかったですか。

気まずいって言い方かどうかわからないですけど、そこはもうなかったですね。自分の中でも「またこのチームで指揮をとりたい。リーダーとしてまたやっていかなきゃいけないんだ」という覚悟はもう決めていたので、そういった気まずさというのはなかったです。

――その時の選手の反応はいかがでしたか。

それは本当にさまざまです。すぐに受け入れてくれる選手もいましたし、1度退いたので“職場放棄”ととらえた選手もいるでしょうし、そのへんは本当さまざまでしたね。

リーダーとしてのスタイルに変化

――そんな中、覚悟を持って復帰された後、特に意識してされたことはどういったことでしょうか。

今まで私のリーダーとしてのスタイルとして、チーム全体を後ろからサポートしていくようなスタンスでした。

そういうリーダーシップの取り方もあるとは思っていたんですけど、それよりも、このクラブでリーダーとしてやっていくには、自分がやっぱり前に立ってチームを引っ張っていく。あと、しっかり方向性を決めて、そこに向かってチーム全体が一体感を持ってやっていくっていうところを示さなきゃいけないなと思いました。

――それが、さまざまな方向に向き出した選手たちを、同じ方向に向かせるという意味での1つの大きなきっかけとなったんでしょうか。

そうですね。

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