「ベビーカー論争」ママたちの抱えるジレンマ

日本には「社会で育児する」という意識がない

お母さんたちだって、人の迷惑になっている場合もあるのは承知の上。それでも使わなければならない事情があることを、わかって欲しいといいます(写真:simoj / PIXTA)
電車や商業施設など、混雑した場所でベビーカーを押すのは、マナー違反なのか否か――。
近年、絶えず議論の的となっているのが、この「ベビーカー論争」です。今年のお正月にも、初詣をする際にベビーカーの自粛を呼びかけたお寺に関して、ネット上で「炎上」。いずれも、賛否両論が寄せられ、議論は平行線をたどっています。
実際、ベビーカーを利用しているお母さんたちは、こうした論争をどのように見ているのでしょうか。直接声を聞いてみると、単に「賛成」「反対」では片づけられない、複雑な胸中が垣間見えてきました。

ベビーカー利用で嫌な思いをしたママは56.8%

そもそも、実際にベビーカーを利用して、嫌な思いをした経験のあるお母さんは、どれくらいいるのでしょうか? オンラインのベビーシッターサービスを展開する「キッズライン」社が2017年1月に実施した調査(同サイトに登録する、子育て中の母親340人を対象にしたインターネット調査)によると、「ベビーカーを利用していて、嫌な思いをしたことはありますか?」という質問に、半数以上の56.8%が「はい」と答えています。

(提供:キッズライン「ベビーカー利用実態調査」)
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『0から1をつくる』を書いた<br>カーリング本橋麻里氏に聞く

カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。