明治とロッテ「量販チョコ頂上決戦」真の勝者

ミルクチョコレートとガーナの実販売動向

明治「ミルクチョコレート」とロッテ「ガーナ」(撮影:梅谷秀司)

今日は2月14日、バレンタインデーだ。1年のうちで最もチョコレートの存在を意識する日だ。

実は日本のチョコレート市場は右肩上がりの成長を続けている。総務省の家計調査を見ると、1世帯当たりチョコレートに費やす金額は2007年が3628円だったのに対し、2015年は4755円まで拡大している。女性を中心に、カカオポリフェノールやカカオプロテインへの関心が高まっている。

コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどのチョコレート売り場にはさまざまな量販品が並ぶが、日本人になじみのある2大ブランドといえば、ロッテ「ガーナ」と明治「ミルクチョコレート」といえるだろう。それぞれが売り場で存在感を放っている。

量販チョコ頂上決戦の実態

この2ブランド、いったいどちらが売れているか気になったことはないだろうか。試算するのは、なかなか難しい。というのも、各企業の決算状況では、そこまで詳細な売上高を公開していないからだ。

ロッテは、菓子カテゴリが売上高2197億円(2015年度)をほこる。そのなかでも、チョコレートは1028億円と約半数を占める。ただ、そのなかでもガーナブランドの売上高まではわからない。

明治も同様だ。たとえば2015年度の食品セグメント売上高は1兆0218億円と報告しているものの、そのなかの個別チョコレートブランドの売り上げまでは開示していない。同社は「チョコレートは明治」というキャッチフレーズで展開している。「明治ミルクチョコレート」は発売90周年だった。主力商品だけに健闘は予想できるものの、決算書からは読み取れない。

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