週60時間勤務は当然?「医者の不養生」の実態

こうやって不養生の医者が作られる

通常、多くの病院では医師は患者に対して主治医となることが多い。つまり医師にとっては受け持ち患者を持つことになる。院内にいればすぐにかけつけることができますが、院外にいてその患者さんが急変などした場合は、通常、電話で主治医の先生に指示を仰ぐということが行われるため、いつでもある程度、連絡がつく態勢にしておかなければならないのです。

それゆえ、PHSや携帯がつながらないとまずいわけで、運動できたとしても軽いものや小さなバックを携帯できるようなスポーツに限られるのです。

一般急性期病院を離れて、救急患者があまり来ないような病院やクリニックで勤務されている先生などは呼び出しもほとんどないため、オン、オフをしっかりつけることができ、スポーツにいそしむことも可能ですが、忙しい病院に勤務されている先生が充実してスポーツをやるということは難しいのが現状です。

急性期病院で勤務医を続けるにあたっては、このように必然的に不養生にならざるをえない生活が待っています。

病院を辞めてようやく人間的な生活へ

体力のある医師であれば、このような激務の生活に順応し、長年勤務することができると思いますが、医師として一人前になると、もう少し勤務が楽な病院への転職をしたり、自分で開業したりという医師が出てきます。

忙しい病院を辞めた医師が口をそろえていうのが、

「やっと人間らしい生活ができる」

ということ。

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