デキないオトコが「専門性」を持ちたがるワケ

専門性より大事な新「読み書き算盤」とは?

10年前というと、まさにバブル崩壊後から始まる「失われた20年」の直中にあった時代。デキないオトコはいまだに10年前の必修科目にあこがれますが、デキるひとは次の時代に向けたスキルを目指しています。今回はデキるひととデキないオトコの違いを、身に付けたいスキルによって見分ける方法をご紹介します。

まずはデキないオトコがあこがれる「専門性」について。男この病の背景にあるのは、経営危機に陥る日本企業やリストラされるオジサンたちを目の当たりにした不景気のあの頃。そこで、当時の働くオトコたちの間には、これからは「食べていく」ために専門スキルを身に付けて、「差別化」を図らなくては!という価値観の変化が起きました。

これはちょうど、「プロフェッショナル」とか、「ハイパフォーマンス社員」といったコンセプトが生まれた時期と重なります。今でもデキないオトコが「専門性もちたい」病にかかっているのは、この頃の強烈な印象が残っているのが原因のようです。

ただ、デキるひとは10年前から「専門性」より大事なことに気づいていたようです。10年前、あるデキる先輩コンサルタントとの会話を今でも強烈に覚えています。

先輩:「オマエの専門って何?」
 ボク:「○○です」
 先輩:「あ、そう。オレはその分野の専門じゃないけど、圧倒的に勝てるよ」

デキるひとは「専門家」より「初心者」であろうとする

その当時はカチンと来ましたが、冷静に考えるとまさにその通り。10年後の今は、その先輩が言いたかったことがわかります。デキるひとは「専門性」よりも大事な、以下の「3つのお作法」に気づいていました。

(写真:blanche / Adobe stock)
次ページ英語ができないことを言い訳にするな
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 「コミュ力」は鍛えられる!
  • 「生活定点」で振り返る平成
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『0から1をつくる』を書いた<br>カーリング本橋麻里氏に聞く

カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。