任天堂の新ゲーム機「スイッチ」によぎる不安 発売後2週間が鍵

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ゲームジャーナリストの小野憲史氏は「オンラインとの連動展開がまだ不明。ポケモンGOやスーパーマリオランとの連携は誰もが期待するところだが、今回発表はなかった。このため、総合的な評価は現時点ではまだ難しい」と話した。

最初の2週間が勝負との指摘

「Wii」は発売から2年目に1861万台、3年目の2009年3月期に2595万台の販売を記録した。スイッチも2年目に1800万台を超せるかどうかが、ヒットの成否を判断する目安となりそうだ。今期は3月3日の発売から約1カ月で200万台の販売を計画している。

「プレイステーション4」は2013年11月の発売から今年1月1日時点で累計販売が5340万台を突破。この年末・年始商戦で620台以上を販売した。

年末商戦を逃した影響はあるのか。エース経済研究所の安田秀樹アナリストは「ゲーム機の販売は、最初の2週間でどれくらい売れるかで決まってくる」と話す。

 

(志田義寧 取材協力:伊賀大記 山﨑牧子 長田善行)

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