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ビジネス #「WELQ問題」の本質とは何か

パクリ量産とクラウドソーシングの黒い関係 ウェブライターはなぜ買い叩かれるのか

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  • 許斐 健太 『会社四季報オンライン』 編集長
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もちろん、クラウドソーシング上のライティング業務が、安価でかつ内容の正確性の配慮が欠けた案件ばかりというわけではない。自分の専門知識を深め、信頼性の高いオリジナル記事を書くことを重ねてスキルを高め、指名で頼まれる仕事が増えるケースもある。

その場合「(ウェブライターで)月給40万円は稼いでいる」と話す人もおり、ライターで生計を立てるのに十分な収入を得ることができるのも事実だ。また安価であっても、自分の自由な時間に働くスタイルを好んで利用する人もいるだろう。

新たな指針を発表

クラウドソーシング大手は12月に入り、記事執筆の新たな指針を立て続けに発表した。ランサーズは仕事の依頼時のガイドラインを設置し、リライト(書き直し)の仕事を依頼する際は同意する必要があるようにした。

またクラウドワークスも仕事の依頼時のガイドラインを刷新。「NAVERまとめの作成投稿」などの具体的な禁止行為を明示した。またワーカーが仕事を評価する新機能も、アプリで先行リリースすると発表した。こうしたクラウドソーシング業者の改善への取り組みが、インターネットにおける仕事の仲介の需要の先行きを左右していくだろう。

今回の騒動が改めて示したように、クラウドソーシング経由で量産されるキュレーションサイトなど、われわれは今インターネット上に飛び交う玉石混交の文字情報に囲まれて生活している。

不正確な情報を多くの人に読ませることで稼いでいるのは、DeNAだけではない。週刊東洋経済は12月5日発売号で『情報の裏側 ググるだけではカモられる』を特集。粗製乱造されるネット情報の裏側や情報賢者の読書&ネット活用法などを追っている。ネット上では、情報を受け取る側もそのまま鵜呑みにせずに、見極める力を養わなければ、カモにされてしまう。

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