「トランプ共和党」は2018年までは安定する 吉崎氏、予想失敗の米大統領選を「後講釈」

✎ 1〜 ✎ 130 ✎ 131 ✎ 132 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

さて、週末はマイル・チャンピオンシップ(マイルCS、11月30日、京都競馬場11R)。絶対王者、モーリス(10月30日の天皇賞で勝利、今回は不出場)が居ないとなると、マイル戦線は急に寂しくなってしまう。

顔ぶれも何だか一つ格下のGⅡレースのようで、盛り上がりにはいまいち欠ける。考えてみればこのレース、天皇賞やジャパンカップ(11月27日)に挟まれた谷間の開催だから、毎年似たようなことを繰り返しているような気がするぞ。

マイルCSは非ディープ産駒のイスラボニータを狙う

京都コースはディープ産駒の庭みたいなものだから、そこから狙おうかと考えると、1番人気のサトノアラジン以下8頭も出ている。その中には、2年連続2着のフィエロや、一昨年の覇者ダノンシャークも含まれている。これではボックス買いもできやしない。

そこで今回はフジキセキ産駒のイスラボニータを狙ってみることとする。春のマイル戦、安田記念では皐月賞馬のロゴタイプが、モーリスとフィエロに先着したではないか。そこでもう1頭の皐月賞馬、イスラボニータが秋のマイル戦で大復活を遂げるという筋書きが想い浮かんだ。今の5歳馬は弱いとされて久しいが、そこは痩せても枯れてもGⅠ馬。イスラボニータはこの秋、富士ステークス(10月22日のGⅢ)で2着につけている。次こそブレイクを期待しよう。

対抗にはミッキーアイル、穴馬にはネオリアリズムを指名する。大穴は牝馬のウィンプリメーラ。米大統領選の予想が大外れであったため、せめて競馬は当てたいと切に願う週末である。

最後にもう一つ。11月21日発売の「週刊東洋経済」では、なんと競馬を大特集している。「いやー、あのお堅い週刊誌が」とびっくりされるかもしれないが、東洋経済オンラインで連載を受け持つ山崎元さん、ぐっちーさん、そして不肖かんべえも登場している。われわれ3人の馬券の買い方や収支なども公開しているので、ご興味のある方はぜひお手元に。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事