さて、週末はマイル・チャンピオンシップ(マイルCS、11月30日、京都競馬場11R)。絶対王者、モーリス(10月30日の天皇賞で勝利、今回は不出場)が居ないとなると、マイル戦線は急に寂しくなってしまう。
顔ぶれも何だか一つ格下のGⅡレースのようで、盛り上がりにはいまいち欠ける。考えてみればこのレース、天皇賞やジャパンカップ(11月27日)に挟まれた谷間の開催だから、毎年似たようなことを繰り返しているような気がするぞ。
マイルCSは非ディープ産駒のイスラボニータを狙う
京都コースはディープ産駒の庭みたいなものだから、そこから狙おうかと考えると、1番人気のサトノアラジン以下8頭も出ている。その中には、2年連続2着のフィエロや、一昨年の覇者ダノンシャークも含まれている。これではボックス買いもできやしない。
そこで今回はフジキセキ産駒のイスラボニータを狙ってみることとする。春のマイル戦、安田記念では皐月賞馬のロゴタイプが、モーリスとフィエロに先着したではないか。そこでもう1頭の皐月賞馬、イスラボニータが秋のマイル戦で大復活を遂げるという筋書きが想い浮かんだ。今の5歳馬は弱いとされて久しいが、そこは痩せても枯れてもGⅠ馬。イスラボニータはこの秋、富士ステークス(10月22日のGⅢ)で2着につけている。次こそブレイクを期待しよう。
対抗にはミッキーアイル、穴馬にはネオリアリズムを指名する。大穴は牝馬のウィンプリメーラ。米大統領選の予想が大外れであったため、せめて競馬は当てたいと切に願う週末である。
最後にもう一つ。11月21日発売の「週刊東洋経済」では、なんと競馬を大特集している。「いやー、あのお堅い週刊誌が」とびっくりされるかもしれないが、東洋経済オンラインで連載を受け持つ山崎元さん、ぐっちーさん、そして不肖かんべえも登場している。われわれ3人の馬券の買い方や収支なども公開しているので、ご興味のある方はぜひお手元に。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら