メディア露出が多い?ヤフー社員の共通点 なぜ、あの人はマスコミによく取り上げられるのか

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副社長・川邊健太郎も、昔からマスメディアによく登場する常連だ。

いつでも、どこでも、「爆速」Tシャツの副社長・川邊健太郎

彼の名前で画像検索してみると、ヤフーの「爆速Tシャツ」を来た姿がいくつも出てくる。2012年4月の新体制発足後、そのTシャツは彼のユニホームだ。これは新体制のスローガンである「爆速」を社内外に浸透させるための戦略的ファッションだ。正直、いろいろな意見があるが、彼の強い意思をいつも感じる。

そのほかにも、「Yahoo!検索」の責任者で、ヤフー入社前の職務経歴には“代表取締役社長”しかないというツワモノの宮澤弦や、ヤフーに新卒として入社し、今やヤフーの”ビッグデータ”の顔となりつつある小間基裕などは、これからどんどん取材対応が増えてくると思っている。なぜならそれぞれ担当分野へかける思いが尋常ではないくらい熱い。

ちなみに僕自身は、彼らと違い、よくも悪くも(?)力が抜けていると言われる。

これまで『ガイアの夜明け』以外に、歌手・広瀬香美さんのUstream番組やニコニコ動画、ラジオ番組などに出演させてもらったことがあったのだが、「慣れてますねぇ」と言われる。実はそんなこと全くなくて、ほどよく緊張して固くなっているつもりなんだが、髪型と顔と格好がどうもゆるいらしい。

何度かマスメディアに紹介してもらい、僕が大事だなと感じているのは、担当者と打ち解けて、「素の自分」を知ってもらうことだ。

結果的に、それが僕の復興にかける思いや現場の状況を理解してもらい、共感を得ることにつながっていくと感じている。僕は前述の人たちのように熱い思いを全面に押し出していくのは苦手なので、そういう意味では、カタくないのがマスコミの方々と打ち解けるきっかけになることもあり、ゆるいのも悪くない(ということにして欲しい)。

僭越ながら、「いいこと書いていただけたな」「しっかり伝えていただけたな」と感じるのは、だいたい個人的に仲良くなった記者の人だ。僕ももっと上手に限られた時間の中で話せたら、思いをちゃんと伝えられたらと思うことがあるが、最近はこれが僕のスタイルだと割り切っている。

オフタイムこそ、メディアと知り合うチャンス?

そうは言っても、「そもそも、マスコミと接点をもつこと自体が難しいんだけど」と思う人もいるかもしれない。確かに、出会わなければ思いを伝えることはできない。

僕のこれまでの経験からすると、そのきっかけは、意外なところに転がっていると感じる。それはどこかというと、仕事ではなく、復興支援のボランティアやNPO活動など、プライベートでの活動の場だ。そこでメディアの人と偶然知り合って仲良くなり、ヤフーの活動を後に取り上げてもらったことが幾度となくあるのだ。

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