普通のサラリーマンが本の著者になってみた やりたくない仕事を我慢しながら暮らすことはない!

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海辺×IT企業社員という組み合わせの妙
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 2012年4月に起こったIT業界の巨人ヤフーの一大変化はいまだ記憶に新しい。当時44歳の宮坂学のCEO就任、そして「爆速」というスローガンの誕生。経営陣が変われば、会社は変わる。会社の変化とは、社員の「働き方」の変化でもある。

 『10倍挑戦、5倍失敗、2倍成功!?』では、爆速経営の下、「東北で復興支援に専念せよ」という驚異の辞令を受けたノーマルサラリーマン長谷川琢也(ハセタク)を語り手として、ヤフーで起こった変化のひとつを紹介する。

 それとともに、ヤフーの名物経営陣、代表取締役社長CEO・宮坂学氏、副社長COO・川邊健太郎氏、執行役員・チーフモバイルオフィサー・村上臣氏、執行役員・ピープル・デベロップメント統括本部長・本間浩輔氏の新しい取り組みとその根底にある仕事観を徹底インタビュー。

 大企業には何ができるのか? 会社員には何ができるのか?
 組織と組織人、働き方と生き方。今こそ考えたいテーマを、さらに語る!

「黒字になるまで帰ってくるな」のその後

まだ東北にいます……

時間が流れるのは本当に早い。東北は東京よりゆっくりだなぁーなんて思ってたけど、とんでもない。気がついたらわかめしゃぶしゃぶの時期が終わっていて、ホヤがおいしい季節もあっという間に流れ、夏祭りにもまともに行けずに、なんともう、さんまの季節!

今までと違うのは、こうやって「どの季節はなにがおいしい、こういう行事がある」というのを感じながら暮らせること。本来、自然の中で生きる人間の、しかも四季折々の変化が最高に楽しい日本人の醍醐味ですよね。それを東北で再認識できたのは大きいな、と思っている。

前回の記事が「被災地発の自転車イベントはなぜ実現したか」で、先日、第2回目のツール・ド・東北2014が無事に終わったところだ。早い。本当に早い。

わたくし、まだ東北にいます。「黒字になるまで帰ってくるな」と言われ、石巻に支社を作って移住してから2年強。まだいます。ということは……

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