普通のサラリーマンが本の著者になってみた やりたくない仕事を我慢しながら暮らすことはない!

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語る場も多様になってきている

東北の名産品である海産物やけん玉など、僕が熱心に語る機会も増えた。周囲にどう思われようが、自分が本当に楽しいと思って話をしていれば、全員でなくても、そのうち何人かが共感してくれて、それを誰かに伝えてくれるものだ。

もちろん感性や考え方が合わず、伝わらない人、共感しない人もいる。だけど、そういう人にばかり気を遣っていたら、自分がいい、楽しいと思ったことを極められない。

ニセモノの楽しさには誰も共感しないので、広めていくことは難しい。うちの社長、宮坂もこの前「徹底力」と言っていたが、突き抜け力、徹底力がないと、フォロワーは生まれないと思う。行政だとある程度、何でも平等にしないといけないだろうが、民間企業や個人なら、いい意味で、自分のやりたいように“エコヒイキ”することができる。

それにサラリーマンは、個人の力だけでなく、会社という組織力を使って、世の中に新しいものを生み出すことができる。気づいていない人もいるだろうけれど、これは本当に大きなことだ。

自分が動けないとしても、代わりにやっている人を応援することも立派な活動。今のご時世、インターネットもあるし、特に最近のスマホやタブレットの技術はすごいのだから、時間や距離を超えることもできちゃうんだしね。きっかけはなんでもいい。自分が抱える課題を解決するのもいいし、好きな子のために頑張りたいとか、大好きな食べ物を作る生産者を応援したいとか、とにかく皆が自分の好きなこと、楽しいことを突き詰めていけば、世の中もっと面白くなるはずだーーー!

きっとね。

(構成:渡部由美子)


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長谷川 琢也 ヤフー株式会社復興支援室

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はせがわ たくや / Hasegawa Takuya

ヤフー株式会社復興支援室。
ヤフー株式会社ECオペレーション本部部長を経て現職に。

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